契山館に入会し、霊的トレーニングを習って以来、
習った行法のいくつかを日々行っております。
禊や鎮魂法などの伝統的な修行というと、寒い季節に滝に打たれたり、
冷たい水をかぶったり、難しいお経を何度も唱えたり、
長時間同じ姿勢を保ったり等、辛く苦しいイメージがあります。
契山館で指導している霊的トレーニングは、仕事や学校や育児に
忙しい現代人が、僅かな時間に行うだけでも、古代の修行のように、
霊的な成長が得られるように体系づけられています。
それは霊的な身体に刺激を与えることで、霊的な進歩を目指すものであって、
肉体の苦痛を伴うものではありません。
霊的な刺激を受けることで、潜在している心がリフレッシュしたり、
肉体にも好影響が得られるので、行を終えた後は、むしろ気持ちはスッキリとします。
そんな霊的トレーニングの中から、朝に禊、仕事から帰って鎮魂法を行なっております。
朝に行う禊は、とても清々しいものです。
この季節の明け方のまだ暗い空の内に、禊の作法を始めて、やがて作法が終わる頃に、
暖かな日が部屋に差し込み、瞼に当たると、お日様も温かく見守っていただいているような
清々しい気持ちになります。
行を終えると、凛とした朝が目の前に広がっています。
今日も一日が始まります。
そんな修行の毎日を送っております。