霊的修行者のまわり道日記

一般社団法人契山館の会員のブログです。このブログは個人の理解の範囲で書いており、会の公式な見解ではありません。

神の軍隊

地球における人類の文明の発展は、自然環境の克服とともにあったと言えるでしょう。
20世紀に入って、科学技術の飛躍的な発展によって、ついに人々は科学の力で、地球上のあらゆる恵みを手に入れ、
誰しもが便利で快適な生活を送ることができるようになりました。

そうして得た快適さと引き換えに、いつしか失ってしまって、もはや忘れ去られようとしているものがあります。
それは、神の存在と、信仰心です。

生活が不便で、日々の食物を得るのにも、必死に生きていた時代には、雨や土や生命を育む大自然からの恵みを通じて、
海や山や水や風に、神々の力が宿っていると考え、神を敬い、日々感謝を捧げる、素朴な信仰生活を送っていました。
そんな信仰が、人々の生活とともにあった時代には、現代人から見れば、貧しく辛く思える人々の人生にも、まばゆいばかりの霊的な光が輝いていたようです。

■指導霊 - 死後の世界から人々のために (MyISBN - デザインエッグ社)

指導霊 - 死後の世界から人々のために (MyISBN - デザインエッグ社)

指導霊 - 死後の世界から人々のために (MyISBN - デザインエッグ社)

一方、神はおろか霊魂の存在すらも、知ろうともしない現代人の人生はどうでしょう。物質的には過去のどの時代よりも遥かに便利で豊かにはなったものの、イエス師が言われた言葉「求めよ。されば与えられん」とあるように、求めのないところに、霊的な光が降りることは決してありませんので、霊的な光の少ない人生を歩むようになりました。

そうして、地上から霊的な光が少しずつ消えて行き、特にここ数年に至っては、霊魂の世界から地上を眺めた時の様子は、科学の光がどれほど夜の闇を照らしていようとも、霊的には黒い霧のような幽気に覆われて、真っ暗闇のようになってしまいました。

そうした地上で、現代人は日々の生活をしておりますので、誰しもが生まれながらにして、質の低い幽気に満ちた暗い世界に馴染んでしまっており、死後も必然的に、馴染みやすい暗い世界に行かざるを得ないのです。
つまり、死後の身体である幽体が、質の低い幽気にすっかり馴染んでしまっているために、生前に良いことをしても悪いことをしても、そんなこととは無関係に、たとえどんな善人であっても、死後は馴染みやすい質の低い世界に向かうのです。

現代人が馴染みやすい世界がどんな世界かは、師の著書をご参照ください。

■人類は消滅すべきか - 人間を救うために平凡な霊魂が立ち上がる (MyISBN - デザインエッグ社)

人類は消滅すべきか - 人間を救うために平凡な霊魂が立ち上がる (MyISBN - デザインエッグ社)

人類は消滅すべきか - 人間を救うために平凡な霊魂が立ち上がる (MyISBN - デザインエッグ社)

そんな真っ暗闇の中で、今日も一人、また一人と、暗い世界に旅立って行き、また新しく生まれた生命も、生まれながらにして、その死後は暗いものとなってしまうような、悪循環に陥ってしまった人類を、一人でも救おうと懸命に働いておられる方々がいます。

■龍 - 霊魂の世界から舞い降りた霊力 (MyISBN - デザインエッグ社)

龍 - 霊魂の世界から舞い降りた霊力 (MyISBN - デザインエッグ社)

龍 - 霊魂の世界から舞い降りた霊力 (MyISBN - デザインエッグ社)

誰に知られずとも、高級霊魂は、ただ神々のために、人々の救いのために、天国のような世界を捨てて、身を挺して降りてきておられます。皆さん、どうかその姿を知ってください。そして心震えてください。

高級霊魂の方々と比べれば、私達は皆、遥かに未熟な意識と霊的身体を持つ身。
ならばこそ、高級霊魂の手足となって、地上にその力を表現しなければなりません。

山の頂上の方ばかりを向いていては駄目です。
人々に温かい眼差しを向け、時に人々のために戦う戦士にならなければなりません。

恐れることはない。
背後には、師、そして霊的宇宙最強の神の軍隊がいらっしゃるのだから。