進撃の巨人という漫画を初めて見たとき、得も言われぬ不気味さを感じました。文明の衰退した人類に対して、圧倒的な力を持った微笑む巨人たちは、人間が泣き叫ぼうが命乞いをしようが、ただ餌として無慈悲に人間たちを食べるのです。
少し見方を変えれば、人間以外の他の生命体から見たら、人間はこの巨人のような存在ではないでしょうか。動植物は、意思の疎通の適わない人間に、ただ一方的に食べられます。時には、食べるためではなく、好奇心や趣味心から、ただ殺して楽しむことさえあります。人間の食料となる家畜として生まれた動植物にとって、この地上に生きることは、地獄とも言えるのかも知れません。もしかしたら、真剣に人類の滅亡を願っているかも知れません。
同じ生命体でありながら、この不条理をどう捉えればよいのでしょうか。人間は、他の動植物よりも高度な生命体なのだから、殺生は許されるのでしょうか。
果たして、神はどのようにお考えなのでしょう。
その答えは、人間よりも高度な生命体である高級霊魂に学ぶより他はありません。
ぜひ師の著書を読んでみてください。
人類は消滅すべきか - 人間を救うために平凡な霊魂が立ち上がる (MyISBN - デザインエッグ社)
- 作者:水波 一郎
- 発売日: 2016/11/07
- メディア: オンデマンド (ペーパーバック)