新年初出勤の朝。今日は9時に家を出ると妻に伝えて、朝の支度をしていた。
部活の付き添いは午後13時からなので、どうにも急ぐ気持ちが湧いてこず、朝の行をしっかりとしながら、のんびりといつものペースで行なっているうちに、時間はすでに10時も過ぎていた。
今から出るよと、妻に言うと、遅く出るならそうと初めから言って欲しい。こちらの段取りもあるので、自分の都合を押し付けられるのは迷惑である。私はあなたの母でも小間使いでもない。感情を持っていると、ひとしきり言われたのち、いつものように黙っていたところ、黙らずにもっと感情を出しなさい。とピシャリ。
自分のしたことだ。責任を負うとは、最後まで引き受けることにある。言い訳でも、お詫びでもなんでも、最後までそのみっともない自分を背負い続けなければ。いつまで、ごまめに逃げられると、思っていないつもりでも、思っているんだろうなぁ。
自分の甘さを知る。
