誰もが持つ「念」の危険性を知ってください

　古くは源氏物語にも、六条の御息所の生霊（念）が、葵の上を呪い殺してしまうという場面にも描かれているように、強い思いが他者を傷つけることを、古代の人々は感覚的に知っていたようです。
　現代人は皆、念という凶器を持っていながら、その危険性を知りません。
　刃物による傷であれば、痛みはあってもいずれ治りますが、念による傷は治らない上に、死後下の世界に落ちる原因となります。
　念によって、人を傷つけること、これだけはなんとか避けてほしいものです。

死後の世界　人格者は辛い世界に入る？