霊的修行者のまわり道日記

一般社団法人契山館の会員のブログです。このブログは個人の理解の範囲で書いており、会の公式な見解ではありません。

因幡の白兎

鳥取因幡の白兎の伝説の残る海岸に行ってきました。

古事記に有名な因幡の白兎のエピソードを調べてみると、

サメに嘘をついた罰で、皮を剥かれた兎が、
いじわるな神様の言葉に従って、海の水で体を洗うと、
塩水がしみて痛みに苦しみ、大国主の言葉に従って、
河の水で洗って、ガマの花の上に寝転べば、
その体は癒えて、元の白い体に戻ったというお話です。

霊魂学は神霊を実在の存在として、信仰するところから始まります。
そして霊魂学を学び始めると、古事記の神話も単なる昔話ではなく、
そこに古代の人々が知り得た、霊的な真実が含まれていることを、
少しずつ教わります。

水で洗うとは、禊のことだろうか?海の水ではなく、河の水で癒えるとは、
いじわるな神様とは?ウサギとは何を表しているのだろうか?などなど。

古事記や、全国各地に残る史跡や物語を、霊魂学的な視点で見直して、
色々と想像を膨らませて楽しむことは、霊魂学を学び始めて得た、
新しい楽しみの一つです。

契山館では、知識だけでなく、霊的トレーニングも行うことで、
修行を深めていく中で、霊的な真実を探求することを勧めています。

写真は休日のほっと一息、白兎まんじゅう。
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